ROLAND HP503の徹底解説、比較


ROLAND HP503

ローランドの電子ピアノのエントリーモデル。
他社の同価格帯と比較しても基本的な演奏表現が充実しており、長く使える電子ピアノです。
2012年2月発売。

主な特徴

  • 強弱表現:無段階(元の音の強弱を3段階で準備)
  • 鍵盤:3レベルセンサー  グランドピアノのクリック感を再現
  • ペダル:踏込を段階的に検出 広がり○ 踏み込むほど重くなる
  • 音色数:40+307
  • 曲再生:フルオーケストラ
  • その他機能:2人で練習できるツインピアノモード
  • 付属品:高低椅子、ヘッドフォン

「なるべくリーズナブルに」、「生ピアノに近い感覚で弾ける電子ピアノが欲しい」という方に最適なモデルです。
鍵盤やセンサーの仕組み、強弱の表現力に関してはよりハイエンドなモデルと同等で、ピアノを弾く上で必要な演奏方法にほぼ全て対応しています。
ピアノを学ぶ上で最低限必要な機能が揃っているモデルと言えます。
より細やかな表現、演奏感を求める方は、上位機種と比較してご検討ください。

下位機種(RP301)との違い

HP503RP301と比べると、

  • 鍵盤が3センサーに
  • 88鍵全てで重さが変化
  • ペダルを踏み込むに従って重さが変化
  • 生ピアノと同様に1音だけ弾いた時も全ての弦の共振を再現
  • USBメモリでの曲再生/録音

と、特に基本的な演奏表現に大きく差があります。
具体的には、連打性がグランドピアノ並みになり、スタッカートでの演奏が出来るようになります。
鍵盤も生ピアノのように88鍵全てで重さの違う造りになります。
また、ダンパーペダルも生ピアノのように、踏み込むに従って徐々に重く感じる造りになっています。

USBメモリでの曲再生は、インターネットから曲をダウンロードして再生することが出来るので、好きな曲を弾くためにも、練習曲のお手本としても、スピードをゆっくりにして練習するのにも役立ちます。
ピアノの基本性能と、それに伴う演奏表現として大きく違いが出るため、予算に余裕があれば、HP503を選びたいところです。特に、レッスンや発表会などでグランドピアノを弾く機会があるなら、HP503を選ぶべきでしょう。

上位機種(HP505)との違い

HP505は、HP503から比べると、

  • 鍵盤が2層構造の象牙調に
  • 奥行きと広がりのあるサウンド

と、堅実な性能アップの印象が強いです。
具体的には、2層構造の象牙調の鍵盤は、1層に比べて、より演奏する指についてくるしっとりとした弾き心地に。
奥行きのあるサウンドは、部屋でグランドピアノが鳴っているような響きを再現します。

カタログ上はあまり差がないように見える2機種ですが、実際に演奏してみると、かなり印象が違います。
HP503よりも余裕をもって表現できていることがわかりますので、気になる違いがある上で、迷われているのであれば、HP505の方を選べば後悔がないでしょう。

他メーカー同価格帯との違い

YAMAHA CLP-430

他メーカーと比較する際は、一番は音色と鍵盤のお好みを最優先するのが良いでしょう。ローランドは豊かに響く観客視点での音色、ヤマハはすっきりとした演奏者視点での音色に調整されているように感じます。
その上で機能を比較すると、

HP503の優位点

  • 象牙調鍵盤
  • ペダルは踏み込むと徐々に重くなる造り
  • ペダルを踏み込んだ際の自然な音の伸び
  • フルオーケストラでの曲再生

CLP-430の優位点

  • 小音量での演奏時に弱い音を聴きやすくするIAC機能

と、機能面ではHP503の方が充実しています。

バリエーション

DP90

同等の性能の薄型タイプです。
奥行きが9cm少なくなりますので、設置スペースに制約がある場合はこちらがオススメです。

カラーバリエーション

2色のラインナップがあります。
メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。


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