ROLAND HPi-50の徹底解説、比較

ROLAND HPi-50

ローランドの多機能電子ピアノ、デジスコアシリーズ。
大きな画面と、多彩なレッスンに役立つ機能、演奏を楽しむ機能を搭載し、ピアノとしての性能にも妥協のないモデルです。
2012年8月発売。

主な特徴

  • カラー液晶画面搭載
  • 強弱表現:無段階(元の音の強弱を3段階で準備)
  • 鍵盤:3レベルセンサー 象牙調鍵盤 グランドピアノのクリック感を再現
  • ペダル:踏込を段階的に検出 広がり○
  • タッチを100段階で調整可能
  • ピアノサウンドを広範囲に、細やかに調整可能
  • 座った位置を中心に、奥行きと広がりのある生ピアノに肉薄するサウンドを実現
  • 音色数:347
  • 曲再生:フルオーケストラ
  • その他機能:2人で練習できるツインピアノモード
  • 付属品:高低椅子、ヘッドフォン
  • HP507クラスのピアノ性能に加え、楽譜を表示出来る液晶画面を搭載し、それに伴ったレッスンや演奏に関する機能を搭載しています。
    基本的なピアノ性能に関しては、HP507のページをご参照ください。

    画面を搭載することによる大きなメリットは、やはり楽譜を表示し、再生出来ることです。自動でスクロールしてくれるので、譜めくりも必要ありません。
    しかし、それはHPi-50の魅力の中の小さな一要素に過ぎません。

    HPi-50は、画面を表示出来ることによって、
    「電子ピアノならではの機能を最大限に活かし、楽しく効率の良い練習、演奏を、子どもから大人まで楽しめる」
    モデルです。

    例えば、楽譜が表示出来ることで、楽譜と実際に鳴らすべき音の関係がとてもわかりやすくなります。
    曲を再生すれば、そのままお手本の演奏として、先生がいなくても間違った演奏のまま練習することがなくなります。
    曲は再生出来るだけでなく、採点機能もついています。音の高さだけでなく、はじめのうちはわかりにくい、リズムの間違いも指摘してくれます。
    採点機能はゲーム感覚でピアノに親しむことが出来ますし、同じようにゲーム感覚で、音当てクイズ、和音当てクイズ、リズムゲームなども搭載しています。
    音当て、和音当てクイズは、子ども向けの初歩的なものから、かなり複雑な和音まで対応していますので、大人でも楽しんで学ぶことが出来ます。
    指の練習の機能もついており、指ごとの強さを画面で見ながら把握出来ます。「右手の小指が弱い」などの具体的なクセや直すことも出来ます。

    ピアノを習うお子様よりも小さな弟や妹がいらっしゃるなら、リズムゲームや、色んな音(楽器はもちろん、車や雷など環境音も)を出して、鍵盤に親しむことの出来る機能もたくさん付いており、自然にピアノを楽しみ、ピアノを習う準備をすることも出来ます。

    これは一例で、書ききれないほどの機能が搭載されており、ピアノを習う大きな助けとなってくれるモデルです。
    特に男の子や、実際に習う予定のお子様と別に出来ればピアノをして欲しい兄弟、姉妹がいらっしゃる場合にはお勧めです。

    また、最初から451曲もの曲を内蔵しています。練習曲、クラシックの名曲から、ポップス、アニメ、童謡まで幅広く収録しています。
    パソコンや携帯電話を利用し、お好きな曲を増やすことも出来ますので、自分の好きな曲で練習、演奏が楽しく行えます。

    他メーカー比較機種(YAMAHA CVP-605)との違い

    カラー液晶で楽譜を表示できるという点で、比較する機種はCVP-605でしょう。

    HPi-50の優れている点

  • 画面のサイズが10、1インチ(CVP-605は7インチ)
  • タッチの調整が100段階
  • 豊富なレッスン機能
  • 内臓曲が451曲(CVP-605は118曲)
  • CVP-605の優れている点

  • 液晶がタッチパネル
  • 音色数が1355(HPi-50は347)
  • 本物に肉薄する生々しい楽器音
  • 多彩な伴奏機能
  • と、いうのが主な違いになります。
    レッスン機能や楽譜として使いたいならHPi-50、臨場感のあるサウンドで生演奏を楽しみたいならCVP-605がお勧めです。

    カラーバリエーション

    2色のラインナップがあります。
    メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。

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