YAMAHA CLP-440の徹底解説、比較


YAMAHA CLP-440

ヤマハの主力電子ピアノ、”クラビノーバ”シリーズの主力モデル。
基本的な演奏表現に加え、ピアノらしさを堅実に補強した、レッスン用、演奏用に必要充分な性能の電子ピアノです。
2011年4月発売。


主な特徴

  • 強弱表現:無段階(元の音の強弱を4段階で準備)
  • 鍵盤:3レベルセンサー
  • ペダル:踏込を段階的に検出 広がり○ より自然な音の伸び
  • 音色数:14x2
  • 曲再生:ピアノ音のみ
  • その他機能:小音量での演奏時に弱い音を聴きやすくするIAC機能
  • 付属品:高低椅子、ヘッドフォン
  • 「メーカーの用意するピアノとしての基本性能は全て欲しい」、かつ「中古の生ピアノを検討するほどの予算は考えていない」という方に最適なモデルです。

    鍵盤やセンサーの仕組み、強弱の表現力に関してはよりハイエンドなモデルと同等で、ピアノを弾く上で必要な演奏方法にほぼ全て対応しています。
    ダンパーペダルを踏んだ際の音の伸びやピアノ全体の共鳴など、「ピアノとしての音の良さ」を追求する方にオススメのモデルです。

    より生ピアノに肉薄するような細やかな表現、演奏感を求める方は、上位機種と比較してご検討ください。

    下位機種(CLP-430)との違い

    CLP-440は、CLP-430から比べると、

  • 鍵盤が象牙調に
  • 生ピアノと同様に1音だけ弾いた時も全ての弦の共振を再現
  • 鍵盤から指を離した際の微妙な音の変化を再現
  • ダンパーペダルを踏んだ際の自然な音の伸び
  • 最大同時発音数が256に
  • と、堅実な性能アップの印象が強いです。
    具体的には、象牙調の鍵盤は、演奏する指についてくるしっとりとした弾き心地に。また、汗をかいても滑りにくくなります。

    鍵盤から指を離す時の音も再現しているため、鍵盤から指を離すところまで意識して演奏する癖がつけられます。

    また、1音弾いただけでも全ての弦が響く生ピアノらしい鳴り方をすることで、気持ち良く演奏できることは勿論、より正確で豊かな音感が身に付きます。

    ダンパーペダルを踏んだ時の音の伸びもより自然になるため、ペダルの微妙な踏み込みが可能になります。

    実際に演奏してみると、CLP-430よりも余裕をもって表現できていることがわかりますので、気になる違いがある上で、迷われているのであれば、CLP-440の方を選べば後悔がないでしょう。

    上位機種(CLP-470)との違い

    CLP-470は、CLP-440から比べると、

  • 生ピアノと同じように鍵盤が木製に
  • 生ピアノと同じように鍵盤が88鍵全てで重さが違う造り
  • 生ピアノと同じようにダンパーペダルを踏む際に、踏み込んでいくに従って徐々に重くなる
  • と、生ピアノを強く意識した造りになります。

    具体的には、電子ピアノをリーズナブルにするためにあえて間引いているような細かい要素を排除し、生ピアノの良いところを再現しています。

    「自宅でも妥協のないピアノ演奏を」とお考えであれば、CLP-470をお選びください。

    他メーカー同価格帯との違い

    ROLAND HP505

    他メーカーと比較する際は、一番は音色と鍵盤のお好みを最優先するのが良いでしょう。ヤマハはすっきりとした演奏者視点での音色、ローランドは豊かに響く観客視点での音色に調整されているように感じます。

    その上で機能を比較すると、

    CLP-440の優位点

  • 小音量での演奏時に弱い音を聴きやすくするIAC機能
  • HP505の優位点

  • ペダルは踏み込むと徐々に重くなる造り
  • フルオーケストラでの曲再生
  • と、機能面ではHP505の方が充実しています。

    バリエーション

    CLP-S406B

    同等の性能の薄型タイプです。
    奥行きが7.5cm少なくなりますので、設置スペースに制約がある場合はこちらがオススメです。
    スピーカーはCLP-S406Bの方が充実しますので、スピーカー+省スペースを取るか、価格を取るかでご検討ください。

    カラーバリエーション

    3色の基本ラインナップと、鏡面仕上げのブラックがあります。
    メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。


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