YAMAHA NU1の徹底解説、比較

YAMAHA NU1

ヤマハのハイブリッドピアノのエントリーモデル。
アップライトピアノと同様の鍵盤アクションを搭載し、生ピアノのタッチをそのまま再現した電子ピアノです。
2012年9月発売。


主な特徴

  • 強弱表現:無段階(元の音の強弱を5段階で準備)
  • 鍵盤:3レベルセンサー 木製アップライトアクション鍵盤 全ての鍵盤で重さが変化
  • ペダル:踏込を段階的に検出 広がり○ より自然な音の伸び 徐々に重くなるペダル
  • 音色数:5
  • 曲再生:ピアノ音のみ
  • その他機能:なし
  • 付属品:高低椅子(ヘッドフォンは付属しません)
  • 「本当はアップライトピアノが欲しいけど、音を出せる環境じゃない」、あるいは「可能な限り生ピアノに近い機種が欲しい」という方に最適なモデルです。

    木製でアップライトピアノに搭載されている鍵盤のアクションをそのまま搭載しているため、アップライトピアノそのもののタッチで演奏が可能です。
    音源もヤマハ最高峰の音源を搭載し、他の機種では表現しきれない、弱い音からフォルティッティシモまで見事に再現します。

    「アップライトでなく、グランドピアノに近いモデルが良い」という方は、ハイブリッドピアノ、AVANT GRANDと比較してご検討ください。

    下位機種(CLP-480)との違い

    NU1は、CLP-480から比べると、

  • 音源が向上
  • 鍵盤のアクションがアップライトピアノと同じものに
  • ▲スピーカーが8⇒4に
  • ▲音色が5つに
  • ▲フルオーケストラでの曲再生ができない
  • と、シンプルに生ピアノとしての性能にこだわって近づけた機種になります。
    ピアノとして性能を追求する方はNU1がお勧めです。

    逆に、フルオーケストラでの伴奏など、電子ピアノならではの使い方をお考えであれば、CLP-480を選ぶ価値は多いにあるでしょう。

    他メーカー同価格帯との違い

    ROLAND LX-15

    他メーカーと比較する際は、一番は音色と鍵盤のお好みを最優先するのが良いでしょう。ヤマハはすっきりとした演奏者視点での音色、ROLANDは豊かに響く臨場感のある音色に調整されているように感じます。

    その上で機能を比較すると、

    NU1の優位点

  • 木製アップライトアクション鍵盤
  • ピアノ音源
  • LX-15の優位点

  • フルオーケストラでの伴奏
  • と、コンセプト自体が違っています。
    ピアノらしさを追求するならNU1、ホテルの設置などで伴奏やBGMとしても使用するならLX-15がお勧めです。

    カラーバリエーション

    鏡面仕上げのブラック1色のみのカラーです。
    メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。

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