CASIO AP-420の徹底解説、比較

CASIO AP-420

カシオの低価格電子ピアノ、”セルビアーノ”シリーズの主力モデル。
スタンド、3本ペダル搭載で、非常にコストパフォーマンスに優れています。
※後継機種が発売されています。⇒AP-450

主な特徴

  • 強弱表現:無段階(元の音の強弱を3段階で準備)
  • 鍵盤:3レベルセンサー
  • ペダル:踏込を段階的に検出
  • 音色数:18
  • 曲再生:ピアノ音のみ
  • その他機能:ー
  • 付属品:椅子、ヘッドフォン
  • 「なるべくリーズナブルに」、「見た目の良い電子ピアノが欲しい」という方に最適なモデルです。

    長く使える、生ピアノで演奏する感覚や技術をしっかり学びたい、という方は、他メーカーと比較してご検討ください。

    下位機種(PX-735)との違い

    AP-420はPX-735と比べると、

  • 外装が豪華に
  • スピーカーの性能アップ
  • SDカードでの曲の再生と録音機能搭載
  • 椅子とヘッドフォンが付属に
  • という違いがあります。
    ピアノとしての性能は変わりませんので、見た目重視の場合、あるいは外装がしっかりすることによって、演奏した際の揺れが少なくなることにメリットを感じる場合は、AP-420をお選びください。
    カシオの電子ピアノは価格の変動や、椅子やヘッドフォンプレゼントといった条件の変化が激しいため、そのときの条件、価格差を見ながら選ぶと良いでしょう。

    他メーカー同価格帯との違い

    YAMAHA YDP-141

    他メーカーと比較する際は、一番は音色と鍵盤のお好みを最優先するのが良いでしょう。
    しかし、ヤマハとカシオを比較すると、演奏性を重視するなら、やはりヤマハがお勧めです。

    その上で機能を比較すると、

    YDP-141の優位点

  • 特になし
  • AP-420の優位点

  • 3センサー鍵盤
  • 最大同時発音数が128
  • 音色を18種搭載
  • SDカードでの曲の再生、録音
  • 付属の椅子が高低自在椅子に
  • と、機能面ではAP-420の方が充実しているようにみえます。
    しかし、実際に演奏してみると、AP-420はカタログスペックのような強弱表現や演奏性が感じられません。
    演奏性を重視するならYDP-141、見た目や付属品、SDカードでの曲再生を重視されるならAP-420をお勧めします。

    バリエーション

    AP-620

    AP-420から音色が増加(18⇒250)、フルオーケストラでの曲の再生が可能になります。
    スピーカー性能もアップします。

    カラーバリエーション

    2色の基本ラインナップがあります。
    メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。

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