YAMAHA P-105の徹底解説、比較

YAMAHA

YAMAHA P-105

ヤマハの電子ピアノ最安モデル。
エントリーモデルながら、ヤマハらしい鍵盤とサウンドは健在です。
2012年10月1日発売。

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主な仕様
強弱表現
鍵盤 1レベルセンサー 少し軽めの鍵盤
ペダル 踏み込みを段階的に検出(オプションのペダル装着時のみ)
音色数 14
スピーカー 7Wx2 2スピーカー
曲再生 ピアノ音のみ
その他機能 ラインアウト端子、リズム機能、伴奏付き演奏
付属品 フットスイッチ(スタンド、椅子、ヘッドフォンは基本的に付属しません)

「なるべくリーズナブルに」、「キーボードと電子ピアノどちらにしようか迷っている」という方に最適なモデルです。

長く使える、生ピアノで演奏する感覚や技術をしっかり学びたい、という方は、上位機種と比較してご検討ください。

下位機種との違い

下位機種はありませんので、キーボードとの違いを解説します。

キーボードと電子ピアノの最も大きな違いは、鍵盤の数と重さです。
キーボードは61鍵盤、ないし76鍵盤のものが多く、電子ピアノは生ピアノと同じ88鍵盤です。
また、キーボードは軽いタッチの鍵盤ですが、電子ピアノは生ピアノに似せて重い鍵盤を採用しています。

ですので、ピアノを習う際、「キーボードでは全く練習にならない」、と言ってよいかと思います。

逆に、幼稚園くらいのお子様の場合、ピアノを習う前の段階(リトミックなど)、電子ピアノでも鍵盤が重すぎる場合、キーボードを選んでも良いかもしれません。
シンプルなキーボードであれば、NP-11(61鍵盤)、NP-31(76鍵盤)というモデルがお勧めです。

上位機種(YDP-S31)との違い

YDP-S31はP-105と比べると、

  • スタンドが付属(取り外しての使用は出来ません)
  • ペダルを3本搭載
  • 標準のペダルでも踏み込んだ際の音が段階的に変化
  • ▲音源は新製品のP-105の方が上位
  • ▲リズム機能、伴奏機能の非搭載
  • ▲音色数が14⇒10に
  • という違いになります。
    P-105にスタンドと3本ペダルのオプションをプラスすることを考えると、価格差はそんなに大きくないため、据え置きでの使用であれば、演奏時の安定感を重視するなら、YDP-S31をお勧めします。
    逆に、音質を重視する場合、あるいは持ち運びをして使う場面があるのであれば、P-105の方が良いかと思います。

    他メーカー同価格帯との違い

    CASIO PX-150

    他メーカーと比較する際は、一番は音色と鍵盤のお好みを最優先するのが良いでしょう。

    その上で機能を比較すると、

    P-105の優位点

  • リズム機能、伴奏機能
  • 小音量での演奏をサポートするIAC機能
  • PX-150の優位点

  • 3センサー鍵盤
  • 象牙調鍵盤
  • ペダルを踏み込んだ際の響きまで再現
  • ピアノの弦の共鳴を再現
  • 音色を18種搭載
  • と、機能面では圧倒的にPX-150の方が充実しています。
    一方で、スピーカーから聴こえる音やタッチは、P-105の方がワンランク上に感じます。
    機能重視の方はPX-150、総合的な音楽体験を重視する方はP-105がオススメです。

    カラーバリエーション

    2色の基本ラインナップがあります。
    また、オプションのスタンド、3本ペダルのセットをラインナップしている店舗もありますので、必要に応じてお選びください。
    メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。

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