YAMAHA CLP-575の徹底解説、比較


YAMAHA CLP-575

ヤマハの主力電子ピアノ、”クラビノーバ”シリーズの上位モデル。
基本的なピアノ演奏に関する性能は全て搭載した、生ピアノに肉薄する電子ピアノです。
2014年5月発売。

旧機種(CLP-470)との違い

CLP-575CLP-470と比べると、

  • 鍵盤でグランドピアノのクリック感も再現
  • 音源がNU1クラスにアップグレード、更にベーゼンドルファーの音も搭載 88鍵サンプリング
  • 音色数が14×2⇒34に
  • リズムを20搭載
  • と、堅実に性能アップしました。これまで他社に見劣りしていた性能を軒並み搭載し、同価格帯で最も本格的な機種のひとつになりました。

    主な特徴

  • 強弱表現:無段階(元の音の強弱を4段階で準備)
  • 鍵盤:3レベルセンサー 木製鍵盤 全ての鍵盤で重さが変化 グランドピアノのクリック感を再現
  • ペダル:踏込を段階的に検出 広がり○ より自然な音の伸び 徐々に重くなるペダル
  • 音色数:34
  • 曲再生:ピアノ音のみ
  • その他機能:小音量での演奏時に弱い音を聴きやすくするIAC機能
  • 付属品:高低椅子、ヘッドフォン
  • 「出来る限り生ピアノに近い演奏感が欲しい」、かつ「シンプルにピアノ演奏に集中したい」という方に最適なモデルです。

    木製鍵盤を搭載し、88鍵全てで重さが変わります。ペダルも生ピアノと同じように踏み込んでいくと徐々に重くなる造りになっています。
    鍵盤もペダルも生ピアノに肉薄する造りで、「ピアノとしての音の良さ」に加え、「生ピアノのような演奏感」を追求する方にお勧めのモデルです。

    伴奏機能、スピーカーの性能、より細やかな強弱表現を求める方は、上位機種と比較してご検討ください。

    下位機種(CLP-545)との違い

    CLP-575は、CLP-545から比べると、

  • 生ピアノと同じように88鍵全てで重さが違う鍵盤
  • 生ピアノと同じようにダンパーペダルを踏む際に、踏み込んでいくに従って徐々に重くなる
  • スピーカー、アンプの出力アップ
  • 生ピアノのような響きを再現
  • と、生ピアノを強く意識した造りになります。

    具体的には、電子ピアノをリーズナブルにするためにあえて間引いているような細かい要素を排除し、生ピアノの良いところを再現しています。

    「自宅でも妥協のないピアノ演奏を」とお考えであれば、CLP-575をお選びください。

    上位機種(CLP-585)との違い

    CLP-585は、CLP-575から比べると、

  • スピーカーシステムが大幅に強化
  • 鍵盤にカウンターウェイトを搭載しタッチを強化
  • 音色の大幅な増強
  • フルオーケストラでの曲再生が可能に
  • と、より心地の良いサウンドを追求しています。

    ピアノとしての基本性能にはそれほど差はありませんが、スピーカーである程度の音量まで上げて演奏した際には、カタログでは比較できないほどの心地良さの差が出てきます。

    また、フルオーケストラでの伴奏は、搭載している音源の豪華さも伴って、曲の世界に没頭して演奏することが可能になります。
    「スピーカーで演奏する機会が多い」、あるいは「好きな曲を感動的に演奏したい」とお考えであれば、CLP-585を選ぶ価値は多いにあるでしょう。

    地味な点ですが、CLP-585は椅子のクッションが分厚く、頑丈なものになります。

    他メーカー同価格帯との違い

    ROLAND HP508

    他メーカーと比較する際は、一番は音色と鍵盤のお好みを最優先するのが良いでしょう。ヤマハはすっきりとした演奏者視点での音色、ローランドは豊かに響く観客視点での音色に調整されているように感じます。

    その上で機能を比較すると、

    CLP-575の優位点

  • 木製鍵盤
  • 小音量での演奏時に弱い音を聴きやすくするIAC機能
  • HP508の優位点

  • 豊富なスピーカーによる立体音響
  • タッチを100段階で調整可能
  • フルオーケストラでの曲再生
  • と、どちらもそれぞれに良さがあります。88鍵全てで重さの違う木製鍵盤を重視するならCLP-575、スピーカーによる立体音響やオーケストラ再生を重視するならHP508がオススメです。

    カラーバリエーション

    2色のカラーバリエーションと、鏡面仕上げのブラックがあります。
    メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。


    コメント投稿は締め切りました。